定年退職からのディトレード

〜やり直しの株式投資〜

火曜日:どこの電力会社選べばいいのか

決算対策、政権党の選挙対策から、年度末に向けて株価対策があるのじゃないかとの声もちらほら。昨日、今日と日経平均は下げていますが、このちらほら聞こえる声を当てにして暫らく我慢の日が続きそう。

今朝のBSジャパン「日経モーニングプラス」では、日経新聞編集委員の鈴木氏から、株価に影響を与えていた原油安、中国経済不安、円高のうち先の2つは収まりつつある。あとは円高解消が見えてくれば株価も回復傾向にとの話。115円より円安に傾くことがポイントになるとか。

これより円高が続けば日銀も黙っていないよということだ。日経新聞朝刊でも、輸出企業の実需の円買いも3月第2週ぐらいで終了するので、その後は円安傾向になるとの記事も出ていた。

輸出企業の想定為替レートは118円と言われている。ドル円相場115円より安くなるかどうか気にして見ていよう。

 

「日経モーニングプラス」では、電力自由化を控え販売各社のセット販売を規制するとの話題が出て、鈴木氏から「どこの電力会社にするか決めましたか?」と女性キャスターに話を振ると、「まだ決めてないけど、今までと同じでもいいんですかね」と困った顔で返答。

すると鈴木氏が「いいんですよ、それで」だと。そんなにハッキリ言っていいのかと見ていたけど、自信満々言ってたな。

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電力各社のセット販売の規制の意味がよく分からないでいたが、鈴木氏の説明で大枠がつかめた。 ソフトバンクのように電力販売に新規参入する業者は発電所を持っているわけではないから、東電のような会社から電力を買ってくる。

東電と商売で競うために光回線や携帯回線とセットにして割安感を出さないければならない。そこで東電までがセット販売の競争に参入したのでは、電力自由化の公正な競争を妨げるので電話回線などとのセット販売を規制するんだという。

したがってサービスの提供を受ける各家庭の判断としては、新規参入の電力販売会社を選ぶかどうかは電話回線などもセットで選択するかどうかにかかっているように見えるが、どうだろう。

我が家のように光回線はNTT、携帯回線はdocomoで譲る気がない場合は、電力も今までどおり東電で良さそうだ。暫らく様子見てからの判断で良いでしょう。

東電から優待キャンペーン付きの料金プランの申し込みが来ていた。今まで通り東電との契約で契約書送っておくことにしよう。2年縛りみたいのがあるようだけど。料金は多少安くなり優待キャンペーンで商品券ももらえるなら縛られるのも気にならない。