定年退職からのディトレード

〜やり直しの株式投資〜

土曜日:昨日の検証

昨日のマイナス金利の発表で、日経平均終値で476円の値上がりで終了した。正直もっと行くのかと思っていたので、そんなもんか。

内容を見てみると、いつも監視銘柄にしている新興市場の値幅の大きい銘柄は動きがなく、東証一部銘柄が上昇している。ここの所、中小型株に資金が移動して上げていたので、金融緩和の発表は大型株に資金が回ってきたということか。

金融緩和で何でもかんでも上昇するというわけではないこと、この辺の動きは覚えておこう。

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ひとつ不思議だったのは、日経平均の5分足チャートを見ると、12:30に金融緩和が伝えられて一気に17,600円を超えて上昇したのに、ものの15分もしないうちに下落に転じ前日の終値さえ下回っていることだ。

その後は上昇に転じて大引けでは476円高で終わっている。なぜ上昇した後に下落に転じたのだろう。

今朝の日経新聞株式面をじっくり読んでみた。金融緩和と言っても今回は量的緩和ではなく金利による緩和で、マイナス金利により金融機関にとっては業績に悪影響があるため、大手金融機関は株価が下落したということらしい。波乱の1月相場だった。月曜日の動きを注意深く見ていこう。