定年退職からのディトレード

〜やり直しの株式投資〜

火曜日:セル・イン・メイ

今朝のTV東京「モーニングサテライト」では、セルインメイ(sell in may)の話が出ていた。最近の日経平均が停滞していることを、セルインメイの先駆けではないかという話も出ているということから取り上げていたようだ。

最近10年ほどの月々の騰落をグラフにして解説していたが、5月は5勝5敗とイーブンということだ。特に5月だから下落するという訳でもない。6月は7勝3敗で圧倒的に上昇することが多いので安い所を買っておくのがいいという。

ただ、セルインメイって5月だけの話じゃなかったような気もするが。もともとは米市場の格言なのかアノマリーなのか、6月から10月までは夏休みを取る人が多く市場参加者も減るので、相場が荒れたり、値下がりしやすいから相場からはなれていましょうということだ。実際にNY市場の月足チャートを見ると5月は上昇していても6月から10月にかけて下落していくことが多い。

日経平均の方はどうかというと月足チャートを見てみる。2005年から2014年までの10年間で5月の始値と9月末の終値を比較してみると・・・

f:id:up2t-skmt:20150421215929j:plain

4勝6敗と微妙なとこだ。セルインメイは有効なアノマリーと捉えてもいいのかな。4月末からは東京市場固有の問題としてGWもあることだし。