お笑いコンビオードリーの若林氏は読書家として知られているが、何冊かの本も出版している。若林氏のエッセイ本「社会人大学人見知り学部卒業見込み」を読んでみた。
その中に「馬鹿の定義」という一文があって、これってそのまま株式投資にも言えてるよな、と感じたので書き留めておきます。
その文章とは…….
若林氏があるテレビ局のディレクターと飲んでいたときに、バカの定義についての話題が出た。このディレクターが学生時代にしていた家庭教師の経験から、できない子はわからない問題にいつまでもこだわり続けるという。
こだわり続けた結果、冷静さを失い、集中力を切らして諦めてしまう。それに対して出来る子はわかる問題から片付けて要領よく事を済ませていく…….
と言った内容だ。
値上がりするだろうと考えて買った銘柄が、いつまでたっても上昇しないどころか、損切り基準を下回っているのに、いつまでもこだわっている「馬鹿な子」である自分の姿が思い浮んだ。
要領良く物事を片付けていける出来る子ではない自分の姿がわかっているのなら、改善する余地もあるだろうに。人生60年過ぎたんだからバカな子はそろそろやめないと。