定年退職からのディトレード

〜やり直しの株式投資〜

木曜日:連休前に大いにへこむ

GW直前。昨夜からの雨も強くなり、涼しくてトイレの回数が増えました。

明日から暫くは晴れ間が続くようです。コンディション次第でウインドサーフィンをやりに、逗子に行くのが例年の過ごし方です。

車など遠出しても渋滞にはまるだけなので。逗子には浦和から逗子駅まで京浜東北線と横須賀線を乗り継いで2時間半ほど。

GWでも、正月でも、夏休みでも横須賀線は往復座っていられるので、東京からの海遊びにはおすすめの場所です。

ウインドサーフィンのほか、SUP(スタンドアップパドルサーフィン)、ジェットスキー、ディンギーヨット、カヤックフィッシングなどなど、みんないろんなことして海遊びしています。

 

本日の相場観察

本日は日銀金融政策決定会合の発表を睨んでの展開になるが、雰囲気的には何らかの金融緩和の発表があるだろうという読みのようだ。 GW直前から考えても積極的な動きは無く、穏やかに週を終わるはずだった。

ここで大きな読み間違いを犯した。金融緩和が有るとか無いとか以前に、日銀金融政策決定会合の発表時間を午後3時半と記憶してしまった。 相場が終わってからの発表になるから、内容次第の株価変動は来週だな。今日はのんびりすごしてじっくり儲けることにするか。

 

昼食を終わってから事態を知った。 日経225先物のチャートを見ると急落している。いったい何があったというのか。

日経のニュース速報を見て、「金融政策決定会合、現状維持」を知る。 発表時間は12時半少し前で、3時半と言うのは黒田総裁の記者会見の時間であった。

そうじゃなくても、本日は最悪の日になりました。

 

本日の練習トレード

本日は後場まで一日机に向かえるので、じっくり過ごすつもりだ。 最悪の日になることも知らずに、穏やかに始まった。

 

UBIC(2158)

どの銘柄も出来高を伴って始まった。どれもよく見えて、暫く様子見。 これいいんじゃないとUBIC(2158)に狙いを定めて、1,305円で3,000株買う。

後になってチャートを見てみると、自分の決め高い基準に合致していない。そもそも、前日終値から窓を開けて上昇している銘柄は、ザラ場中に買っても値幅が取れないので買わないのに、なんで今回は買ってしまったのか。

この銘柄は本日のニュースで材料の発表が出て、高く始まったことを知ったのは買ってからのことだ。

上値が重くすぐに下落し始めて、結局1,243円で3,000株を売って損切りした。売買損は今までで最大の186,000円。

f:id:up2t-skmt:20160428161720j:plain

 

監視銘柄の中には気になっているものもいくつかあったが、毎度手がけている銘柄なので同じものばかりやっていると、いつかはストーンと落とされるんじゃないか。何の根拠もない思いに駆られて他の銘柄に向かってしまった。

なぜ、買い基準を守れないのか。その裏側には様々なめくるめく思いが隠されているんだな。 買うときにもどの銘柄にするかかなり迷いがあった。ハッキリとした買い基準に達しているものがなかったので、上昇する相場に乗り遅れてしまう思いに駆られていたようだ。

値幅が取れないだろうとわざわざ3,000株も買ったのも仇になった。損切りの練習だと思い切った。

 

損切りすることも、どうだったんだろう。早すぎなかったか。別に悪い材料が出て下げているわけではなく需給関係からのこと。こういう時は待てば戻してくる事が多い。結局買値には戻らなかったが、損失は半分ですんだ。高い勉強代になりました。

前回損失出した時はセミナー代ぐらいの金額ですんだが、今回はハワイ研修ぐらいの金額になった。それだけに今後の活動に大いに役立てなくては。

 

ブランジスタ(6176)

UBICでの大幅な損失に気が舞い上がっていた。何とかして取り戻さなければと、値幅の取れるブランジスタ(6176)に飛び乗った。

何でこの銘柄を選んだかというと、多分昨日の見落としから利益を取り逃がしたことが、気持ちのどこかに残っていたのでしょう。

5,840円で1,000株の買い。1,000株も買っていいのか。一発で取り戻して更に利益を上乗せしてやる。もう舞い上がりっぱなし。

大引け間近に5,770円で1,000株売って、損失70,000円出しました。

買った後に5,920円まで上昇するも、取り返してやるとの気持ちから売りを見送ったのが痛かった。

本日は合計で256,000円の損失です。今まで練習トレードで稼いできた利益のすべてが吹っ飛びました。

 

見事な切り返し

前場終了から休憩時間中の日銀政策金融会合の発表で、金融政策は現状維持の発表が有り後場の寄付きは一斉に大幅下げ。

一体どうなってしまうのかと見ていると。ほとんどの銘柄が下げた分だけ見事にリバウンドしている。中にはこれをきっかけに買いを集めて前場終値を超えて上昇。ここで資金があればね。毎度の愚痴だ。

こういう展開を読んでいた人達が大勢いたということだ。だから資金が有るかどうかの問題より、とっさの展開に適切な動きが取れるかどうかが問題なんだ。素人は指をくわえて見ているばかり。そんな素人は徐々に卒業しなければいけない。

そういえば、ウルフ村田女史が言ってたな。「例えば金融緩和の発表があったとしたら、その時何を買うのか事前に準備して置かなければいけない」。

何の対応もできない自分、肝に銘じておこう。

 

5月からデイトレード本番開始

今まで練習トレードと言ってきたのは取引に慣れるためだったので、収支記録はつけていませんでした。今日の展開で行って来いになって、利益も残らなかったけど大変良い勉強になりました。

連休中に収支記録表を作って、5月から本番の開始です。この練習トレードの間に学んだ事柄は整理して叩き込んでおかないとです。