今日でサンチャゴ氏のデイトレード入門の1巻目のノート取りが終わった。下値支持線や上値抵抗線などの注意ラインに近づいたら、板情報や歩み値を注意深く読んでエントリーするかどうかを決めていく、というのが主な内容だ。
この本では歩み値を重視している。今までこんなとりとめもない歩み値など見ることもなかったが、大口の参戦を確認するのに使うという。
歩み値を使った手法は別の言葉ではテープリーディングだ。昨年読んだ「欲望と幻想の市場」で描かれていたリチャード・リバモアの投資手法。19世紀末期から20世紀初頭にかけてウォール街で活躍した伝説の投機家と言われている。
- 作者: エドウィンルフェーブル,Edwin Lef`evre,林康史
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 1999/04
- メディア: 単行本
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時間を追って表示される出来高を見てエントリーを決めていくものだ。まるで職人の世界。習うより慣れるしか無い。
サンチャゴ氏の本の中でも、とにかく詳細な観察を行うことを言っている。こんなことを行っているデイトレーダーはほとんどいないだろう、だからこそあなたの優位性が確保できるんだという。
サンチャゴ氏の本はまだ2冊残っている。ペースを上げて要約ノートを付けていこう。wordに要約を打ち込んでいるうちに、自分なりの考えが浮かんでくる。次に何をやるか今度はコレにあたってみようなど、思うことが浮かんできたら忘れないうちに青文字で打ち込んでいく。
この青文字で書くことが溢れ出るようになったら、自分の考えが展開し始めた証拠だ。ほとばし出る青文字をまとめ上げるのも大変なんだけど、ワクワクする瞬間でもある。仕込んだ材料がいよいよ発酵し始めた段階なのだ。多分、先の苦労がまだ見えていなんだろうけどね。やるのみです。